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2013.8.6 『あの世に行く時にされる質問がある』
おはようございます!!
今日も一日全力で顔晴ります!!!!!
「あの世に行く時にされる質問がある」
最近聞いた講演では小林正観さんの話が面白かった。
ある中堅企業の社長さんがある日、心不全か何かで心拍が停止、意識不明の重体になった。
救急救命士が来て必死に心臓マッサージをした。
その間、その社長さんは林の中を歩いていた。
その林を出ると、きれいなお花畑に出た。
周りを見渡すと、いろんな人がお花畑を歩いていた。
お花畑を過ぎると川のほとりに出た。
その川の向こうが彼岸、俗に言う「あの世」である。
その川幅は人によってまちまちで、10メートルの人もいれば100メートルの人もいる。
また、渡り方もさまざまで、橋で渡る人もいれば、
船に乗っていく人、泳いで渡る人などいろいろ。
一旦、両足が岸から離れてしまうと、二度と戻っては来れないそうだ。
さて、お花畑に出た社長さんの耳に不思議な声が聞こえた。
「あなたが今まで送ってきた人生とはどういう人生だったか、
それについて質問されるから川べりに着くまでまとめて置くように」
お花畑を歩きながら社長さんは、
「あんなこともしたなぁ」
「こんなこともしたなぁ」
と、自分の人生を振り返った。
そして今までやってきた業績をまとめていった。
川べりに着くと、こんな声が聞こえてきた。
「あなたは自分の人生をどれくらい楽しんできましたか?」
社長さんは、はて?と困り果ててしまった。
やってきた業績についてはいくらでも話せると思って、
意気揚々と川べりまで歩いてきたのだが、神様が聞いたのは業績ではなく、
「どれくらい人生を楽しんできたか」
ということだった。
その声の主は、業績などまったく関心がない様子だった。
いくら考えても「楽しくやってきた」という記憶がなかった。
じっと黙っていたら、
「あなたは人生を楽しんでこなかったのですね」
と言った。
「はい」
と言うと、
「あなたの人生は失敗です。もう一度やり直し!」
と言われた。
その瞬間、社長さんは息を吹き返し、この世に戻ってきた。
その日から社長さんは人生を楽しく生きることに切り替えた。
そのとき、
「楽しんで生きるということは、自分がどれほど周りから喜ばれているかである」
ということを教えられた。
なるほど、楽しい人生とは、ただ能天気に生きる快楽主義ではなく、
「あなたがいて良かった」
と言われる人生を送ること。
私たちは日常の中にどれほど「楽しさ」を見つけられるだろうか。
社会を見回すと悲惨な事件や事故と私たちは背中合わせにいる。
いつ来るとも分からない自然災害は常に不安の陰を投げかけてくる。
でも、そう暗く考えずに、そういう中でも自ら進んで、
周囲の人から「ありがとう」と言われるような生活に心掛けてみよう。
あのマザーテレサも、あのスラムと化した街の中で、
貧困を恨んだりするのではなく、
自分の存在が必要とされている喜びに満たされていたのではないだろうか。
「楽しさ」とは、
日常の中の親子や夫婦、友だち、お客さん、同僚など、周りの人間関係の中に見出すものだ。
そういう人たちと楽しい思い出をたくさんつくろう。
いつか「この世」をちゃんと卒業できるために。
出典 日本一心を揺るがす新聞の社説2 著 みやざき中央新聞 編集長 水谷もりひと
ごま書房新社
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「楽しさ」=「喜んでもらう」
「人に喜んでもらうと嬉しい」
という感情は人間だけがもっている素晴らしいものだそうです。
最後までお読み頂きありがとうございました。