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2014.6.11 『たった一つの社訓』
おはようございます!!!
今日も一日、全力で顔晴ります!!!
「たった一つの社訓」
ノードストロームという、アメリカのデパートチェーンを知っている人は多いかもしれません。
顧客満足度が非常に高い会社で、もとは靴屋から始まりました。
その経営理念がユニークです。
「お客様の喜ぶことをしよう」
彼らが最も大切にする価値は、このひと言に凝縮されているのです。
ある日のこと、ノードストローム社の靴売り場に、
一人の婦人がカタログを持参してやって来ました。
そして、ページを開いて1枚の写真を指さし、「この靴をください」
と言いました。
しかし、あいにくその靴は在庫が切れていて、置いてありませんでした。
こういう場合、普通はそのままお客さんを帰しません。
似たような靴を引っ張り出して「こちらはいかがですか?」
「こちらもよくお似合いになると思います」とすすめるものです。
しかし、その店員はそうしませんでした。
婦人客に在庫が切れていることを告げたあと、
「この靴がある場所はわかっています。
どうぞご案内します。こちらです」
と言いました。
どこに行くのかと思ったら店を出て、表通りの向かいにあるライバル店の前まで誘導し、
そしてうやうやしく婦人に言いました。
「靴はここにございます。お客様、こちらでお求めください」
これで婦人はすっかり感激し、店員に言いました。
「私はこんな素晴らしいサービスを受けたことがありません。
私のためにここまでしてくれるあなたの店を、これからはお抱えにしたい」
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婦人は実際、お店をお抱えにできるだけの大富豪だったのです。
むろん店員はそんなことなど知っていたわけではありません。
あくまで婦人を落胆させたくない、喜んで帰ってもらおうという気持ちからしたことです。
ところが結果として、ライバル店にお客を案内するという行為が、周り回って会社に利益をもたらしました。
店員だってほめられたことでしょう。
出典 「涙の数だけ大きくなれる!」 著 木下 晴弘 フォレスト出版
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自社の利益でなくお客さんの利益を優先する。
その結果、自分のところに返ってくる。
素晴らしいお話です。
最後までお読み頂きありがとうございました。