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2014.8.27 『エレベーターで他人を先に降ろす余裕を持つ』
おはようございます!!!
今日も一日、全力で顔晴ります!!!
「エレベーターで他人を先に降ろす余裕を持つ」
ゴールドマン時代、忘れられない小さな出来事がありました。
ニューヨークの研修に参加している時のことです。
世界中から集まった新人同期が一堂に会し、
1ヵ月間タフなトレーニングを受けました。
会社主催の懇親パーティーがあった夜のことでした。
一緒に出席した同期と共に、ホテルに帰りました。
立食パーティーで少々立ち疲れし、
お酒もまわっていた我々がエレベーターに乗り込んだときのことです。
私と同期の部屋は別の階でした。
無意識に2人は、相手の降りる階のボタンを同時に押し合いました。
私は同期の降りる7階を、同期は私の降りる13階を押しました。
お互いが相手を優先しようする無意識の行動がなんとも嬉しく感じました。
そして、譲り合うとはいいものだと改めて実感しました。
ハーバードの学生も、皆びっくりするほどアフターユーが板についています。
見事なまでに自然体で相手に先を譲ります。
ブッフェ形式の食堂でパンやスープを盛り付ける時、
寮の扉をあける時、
クラスルームの席から出入りする時、
売店でレジに並ぶ時、
駐車場に続くエレベーターですれ違う時。
それは、男性が女性に対してのみ譲るレディーファーストの
時だけではありません。
女性同士、男性同士、異性間においても頻繁に見られます。
ハーバードの学生にアフターユーの精神が徹底されているのは、
幼少の頃から譲り合いの精神を教え込まれているからです。
競争意識の激しいアメリカ社会だからこそ、
競争に一定のルールが設けられているからだと、私は解釈しています。
民族、人種、出身地、母国語などが様々な社会においては、
同一民族間の暗黙の常識というものがありません。
だからこそ、明白なわかりやすいルールが生まれます。
日本人には、最初は暗黙のルールに思えるアフターユーの精神も
実は、アメリカのエリート社会では明白化しているのです。
譲り合いで一つ気をつけたいことがあります。
アフターユーは、男性・女性の区別なく、実践することです。
もし、男性と女性が譲り合うようなことがあった場合にどうするか。
それはもちろん、男性が女性に譲るべきです。
女性も、そこは素直に譲られる方がスマートですね。
出典 世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか? 戸塚隆将 朝日新聞出版
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エリートだからそうしているのではなく、そうしているからエリートになれる
と聞いたことがあります。
うまくいったからそうしているのではなく
先にそういった習慣があるから、何事もうまくいくとも聞いたことがあります。
さり気なくそういうことができるってカッコいいなって思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。