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2013.9.25 『「笑い」が痛みの解消剤』
おはようございます!!!
今日も一日全力で顔晴ります!!!!
「笑い」が痛みの解消剤
ある日の講演会後に、50代の女性が私のところに相談にきました。
「私はひどい神経痛に悩まされています。
いろいろな病院にも行きましたが、
なかなか良い治療法も見つかりません。
夜もなかなか眠れず、何年もとても苦しんでいます。
どうしたらいいでしょうか」
私は医者ではないので、医学的なことはわかりませんが、
この女性に次のように質問しました。
「心の中で許せない、受け入れられないという人がいるのではないですか」
すると、その女性は驚いた顔をしながら答えました。
「います。
私は何十年も母のことが許せなくて、受け入れられずにいます」
体の痛みというのは、
神経が張っていることからきているのかもしれません。
ギターの弦は、ピンと張っていることで、
弾いた時に音が出るようになっています。
張っていないと、どんなに強く弾いても音は出ません。
人間の体の痛みも、どうもそうなっているようです。
神経を張っているから、外的な状況、
たとえばストレスや気温の変化などよって弾かれ、
それが響いて痛みが出るらしい。
神経が張っていれば、どんなに弾かれても、痛くもかゆくもありません。
体に痛みを持っている人や、
脳に苦しみをたくさん抱えている人というのは、
自分や他人を認めていない人、
許していない人。
認められず、
許せずにいるから、
神経をピンッと張ってしまっているのです。
「許す」という言葉の語源は
「ゆるます」です。
「許す」というのは、
自分のピンッと張った神経、
つまり、
「ああしなければならない」
「こうあるべきだ」
というような価値観を
「ゆるます」
ということ。
「ゆるます」
ことが
「許す」
ことであり、
「許す」
ことはすなわち
「受け入れる」
ことなのです。
「許す」
とは
「全てを受け入れること」
この話をその女性にしたら、
「なるほど。よくわかりました」
と言って帰っていかれました。
数ヵ月後にお会いしたら、
すっかり痛みもとれて、
笑顔がとても似合う女性に変わっていました。
神経痛やリウマチなどの痛みを解消するもう一つの方法は、
「笑う」
ことです。
笑うと脳内に「βエンドルフィン」という快楽物質が出ます。
これには
「免疫力が高くなる」
「血液をサラサラにして高血圧を予防する」
「痛み中枢に直接作用して痛みを麻痺させる」
という働きがあります。
この「βエンドルフィン」を出す方法は、
笑うこと。
とりあえず笑顔になることです。
体が痛い人は
「痛いから笑えない」
と言いますが、
「笑わないから痛い」
のかもしれません。
「すべてを受け入れる」、
そして
「笑顔になる」
ことによって、
体の痛みも和らぎ、
気持ちもラクになる。
心と体はどうもそのようにつながっているようです。
出典 「悟りは3秒あればいい」 著 小林 正観 大和書房
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心理学的には
「悲しいから泣く」
のではなく
「泣くから悲しい」
が正しいそうです。
「楽しいから笑う」
のではなく
「笑うから楽しい」
実際に脳の研究をしている方によると
楽しくなくても表情だけ笑顔でいると
脳は「楽しい」という信号を受け取るそうです。
つまり、常に笑顔を心がけていると
脳は「楽しい」と思うそうです。
私も20年前は常に額に皺を寄せて怒ったような顔をしていました。
ある時、患者さんから「先生は全然笑わないんだね・・・」と言われたことがあります。
患者さんに笑顔になって帰って頂くために自分も笑顔にならなければ!
とその時、気づきました。
それ以降、先輩から教わった24時間笑顔訓練を開始し、
今ではその時よりだいぶ成長できたんではないかと思っています。
最近では、笑顔でいることがほぼ当たり前になったので
毎日楽しく志事をさせてもらっています。
気づきを与えて下さった患者さんをはじめ、皆様に感謝です。
最後までお読み頂きありがとうございました。