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2014.5.26 『母の足』
おはようございます!!!!
今日も一日、全力で顔晴ります!!!
「母の足」
その会社の社長は次のようなことに気づきました。
ノウハウや制度ばかりを追求しても、社員の心が豊かにならないと、組織は活性化しない。
「本当の感謝とは何か?」
を社員に実体験させてこそ、お客様に心から感謝できる社員が育つのだと。
このことに気づいた社長は、毎年の入社試験の最後に、学生に次の2つの質問をするようになりました。
「あなたはお母さんの肩叩きをしたことがありますか?」
この問いに、ほとんどの学生は「はい」と答えるそうです。
次の質問に学生たちは驚きます。
「あなたはお母さんの足を洗ってあげたことはありますか?」
これには、ほとんどの学生が「いいえ」と答えるそうです。
「では、3日間差し上げますので、その間に、お母さんの足を洗って報告に来てください。
それで入社試験は終わりです」
学生たちは「そんなことで入社できるなら」と、ほくそ笑みながら会社をあとにします。
ところが、家に帰って実際にやろうとすると、母親に言い出すことが、なかなかできないのです。
ある学生は、2日間、母親のあとをついてまわり、母親から
「お前、おかしくなったのか?」
と聞かれました。
「いや、あのー、お母さんの足を洗いたいんだけど・・・・・・」
「なんだい?気持ち悪いねえ」
こうしてその学生は、ようやく母親を縁側に連れて行き、たらいに水をくみ入れました。
そしてお母さんの足を洗おうとして、足を持ち上げた瞬間・・・・・。
母親の足の裏が、あまりにも荒れ放題に荒れて、ひび割れているのを手のひらで感じて、絶句してしまいます。
その学生は心の中で、
「うちはお父さんが早いうちに死んでしまって、お母さんが死に物ぐるいで働いて、自分と兄貴を養ってくれた。
この荒れた足は、自分たちのために働き続けてくれた足だ」
と悟り、胸がいっぱいになってしまいました。
そして、
「お母さん、長生きしてくれよな」
とひとこと言うのが精いっぱいだったのです。
それまで、息子の「柄にもない親孝行」をひやかしていた母親は、
「ありがとう」
と言ったまま黙り込んでしまいました。
しばらくすると、息子の手に落ちてくるものがありました。
それは、母の涙でした。
学生は、母親の顔を見上げることができなくなって、
「お母さん、ありがとう」
と言って、自分の部屋に引きこもりました。
そして翌日、彼は会社へ報告に行きました。
「社長、私はこんな素晴らしい教育を受けたのは初めてです。ありがとうございました」
「君は一人で大人になったんじゃない。お父さんやお母さんや、いろいろな人に支えられて大人になったんだ。
そして、これからも、自分ひとりの力で一人前になるのではないんだ。
私自身も、お客様やスタッフや、いろいろな人たちとの出会いの中で、一人前の社会人にならせていただいたんだよ」
出典 「涙の数だけ大きくなれる!」 著 木下 晴弘 フォレスト出版
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「おかげさま」は「お蔭様」
日の当たらないところで支えてくれている人がいるから「お蔭様」
支えてくれている存在に気づくと、感謝することが多くなります。
感謝が増えると不平不満が減ってきます。
たくさんの方々のお蔭様で今まで生きてこれていますが、
最も感謝するのは自分の親だと思ってます。
最後までお読み頂きありがとうございました。